ひとことに『しびれ』と言っても、ジンジン、ピリピリする感覚や、さわった感覚がよくわからないものなどさまざまです。また、その原因も多様で、簡単に決めることはできません。
以下はしびれの原因としてよく見られる病気です。
〇脳疾患
〇脊椎脊髄疾患
〇末梢神経疾患
治療の必要なしびれもあれば、そうでないものもあります。心当たりの方は、いちど診察を受けることをお勧めします。治療が必要なしびれの場合、早めに治療に取り掛かるほうが、回復の程度がよい傾向にあります。
近年ではしびれに関しては神経の再生を助けるビタミンB12以外にもいい薬が出ています。
プレガバリンという神経障害性疼痛に効く薬が合う患者さんが多くいらっしゃいます。
ヒリヒリと焼け付くような痛み、ピリッと電気が走るような痛み、しびれるような痛み、ズキズキする痛み、締め付けられるような痛みなどのことです。中枢性と末梢性をふくめ神経障害性疼痛に広く効きます。作用メカニズムは、痛みを発する異常に興奮した神経系において、各種の興奮性神経伝達物質の放出を抑制することによります。過敏になっている神経をしずめることから、痛みシビレの発症にブレーキをかけるイメージでしょうか?一般的な鎮痛薬(NSAIDs)が効きにくい神経に起因する痛みに働きがあります。副作用としてむくみ フラつき めまい 体重増加があります。少量からはじめることによって副作用はかなりの確率で減ります。まず受診して相談して下さい。