私は平成元年国立浜松医科大学卒業以来、北は千葉、東は米国、南は名古屋、西は英国と国内外で特に脳・神経外科の診療に携わってきました。
静岡の中でもお茶の有名な地域の、さながら野戦病院のごとく活動性の高い中小病院で全科初期研修を研鑽致しました。その後大学病院や都市部の大規模病院に在籍し第一線の脳神経外科医・救急医として邁進してきました。米国脊髄センターにて「脊髄を診ること」についての最先端を学び帰国。
その後臨床医として指導者として後輩の育成にも努力を続けていました。
直近の7年間は生まれ育った名古屋に戻り名古屋市中村区にあります医療法人 誠心会大菅病院脳神経外科部長として頭部外傷・水頭症・脳内出血・脳腫瘍・末梢神経の手術と一般の脳神経外科手術はもちろんのこと主に脊髄の顕微鏡手術を執刀してまいりました。
また脳卒中の患者さんたちの内科的な管理にも積極的に携わってきました。
これまでのそうした広範なキャリアを十分に活かすためにも生まれた街でもある当地へ平成23年秋に開業致しました。
この辺りはいい意味で下町気質が残っており、地域の結びつきも強く、私が当直明けの平日にセルフうどんを大門で食べていると、「あら先生。当直明けかね?ねむいでしょ?」などと気軽に声をかけて下さいます。
こういうことが幾度と無く繰り返されると中村区周辺は第2の故郷になっていった感があります。
常に笑顔を忘れずに、地元の方々から親しまれ、何でも相談頂けるクリニックにしたいと思っております。
どうぞ、末長くよろしくお願い致します。